メインビジュアル
本年映画祭の顔となるメインビジュアルの担当作家は、札幌在住の人気モノクロ画家である、あけたらしろめ氏です。
アニメーション作家が作品を生み出すにあたり、企画に頭を悩ませ、制作し、完成した作品を送り出すアニメーション制作の過程を、紙の質感と幾重ものレイヤーで表現した、「作る」熱意が溢れるビジュアルです。
本メインビジュアルは、順次新千歳空港館内での装飾やポスター、映画祭公式サイトなど各所で展開してまいります。
あけたらしろめ氏からのメッセージ
絵を描いたり、撮影したり、音楽をつけたりして、アニメーションをつくる、その過程を疑似体験しながら、1枚のイラストを作ったらどうなるかな?という興味から着想しました。ひたすら絵をナイフで切り抜いたり、ガラスの撮影台をつくったり、アニメーションって大変…と先人たちの仕事に思いを馳せながら制作しました。
プロフィール
あけたらしろめ(AKETARA Sirome)
モノクロ画家。1988年生まれ。2児の父。未来の地球で生きる双子、シロとメロの物語を執筆中。言葉の通じない人と絵で対話するための辞書をつくる。
2020年「music illustration awards」入選。2022年「映像作家100人」に選出。2024年「文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業」特別展示選出。