
展示・ワークショップ
「マイエアポート」
プロジェクト
「マイエアポート」は、千歳市の空港開港から来年2026年で100年を迎えることを記念し、北海道在住の映像アーティスト・大島慶太郎氏の監督のもとで、市民参加によりひとつの映像を制作するアニメーション制作プロジェクトです。これまで、千歳市内のイベントでワークショップを展開するほか、地域の教育機関や市民サークルなど様々な方々の協力を得て、映像の一部となるアニメーション原画を市民参加で制作してきました。 本プロジェクトについて、映画祭期間中に以下のイベントを実施いたします。
映画祭期間中イベント
成果映像披露セレモニー
●日時:2025.11.21 14:00
●会場:新千歳空港シアター シアター1
本プロジェクトの成果発表として、映画祭開会式にて、制作映像の披露セレモニーを実施。その後、同映像は映画祭会場内のスクリーン幕間映像やサイネージ等で上映展示します。
※本セレモニーは映画祭開会式内で実施します。(招待制)
制作ワークショップ
●日時:2025.11.22 – 24 11:00 – 16:00
●会場:国内線4F オアシスパーク
本祭期間中の2025年11月22日(土)~11月24日(月・振休)の期間で、本映像の制作に参加できる制作ワークショップを開催します。実際の映像を1コマずつ静止画にし、それを下絵として“なぞる”ことで作画を行う「ロトスコープ」の技法を用いて、アニメーションの原画制作に誰でも参加することができますので、是非ご参加ください。
作品情報
●撮影・編集・ワークショップ:大島慶太郎
●音響:櫛引康平
●企画:株式会社えんれいしゃ
●企画協力:新千歳空港国際アニメーション映画祭実行委員会
●ワークショップ協賛:株式会社マテック
●撮影協力:
日本航空株式会社 千歳空港支店
北海道エアポート株式会社
株式会社碧雲堂ホテル&リゾート
●
制作協力:
水彩画グループ彩IRO
星槎道都大学 地域デザイン研究部
千歳航空少年団
北海道情報大学情報メディア学部 大島映像研究室
北海道千歳高等学校
ワークショップにご参加いただいた皆様
●助成:令和7年度 千歳市空港開港100年記念関連事業補助金
この事業は、「千歳市空港開港100年記念関連事業補助金」を活用して実施しています。
アーティストメッセージ
「北海」第1号の飛来からはじまる千歳市と空港の物語に思いを馳せながら、この夏、市内の飛行機のある風景や空港の内外を記録してきました。空を渡る機影はいつも魅力的で、カメラを向けるたびに新しい表情を見せ、どれだけ撮っても撮り尽くせないほどです。
その記録映像をもとに、ワークショップなどを通じて多くの方々に作品の素材となるひとコマを描いていただきました。ロトスコープというアニメーション技法を応用し、現実と人々の記憶を繋ぐ映像として紡いでいます。
思えば、映画と飛行機はどちらも、19世紀末から20世紀初頭の同時期に生まれた人類の夢を現実にする大発明でした。“現実の空”と“架空の世界”という、それまで未踏だった空間に人間の新たな活動を生み出したとも言えます。
空港開港100年という千歳市の歴史に関わりながら、世界でも稀な空港を会場とするこの映画祭で本プロジェクトの成果をお披露目できることに喜びを感じています。同時に映画と飛行機のあいだにある、言葉にできない何かを表現できそうな感覚に、映像作家としてワクワクしながら制作を進めています。
映画祭期間中は会場内でもワークショップを展開します。来場される皆さんにも、ぜひそれぞれの「マイエアポート」のひとコマを描き加えていたただき、このワクワクを共有できたら嬉しいです。
アーティストプロフィール

展示・ワークショップ
「マイエアポート」
プロジェクト
スケジュール/チケット
- 成果映像披露セレモニー
2025.11.21 14:00 -
新千歳空港シアター
シアター1
招待制
- 制作ワークショップ
2025.11.22 - 24
11:00 - 16:00 -
オアシスパーク
入場無料