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第12回新千歳空港国際アニメーション映画祭の会期中に初開催する体験型育成支援プログラム「NEW CHITOSE AIRPORT テイクオフ・アニメーション・セミナー(通称:NEW CHITOSE TAS)」オンライン説明会のアーカイブを公開しました。
ご応募をお考えの方はぜひご参考にご覧ください。
オンライン説明会アーカイブは以下のページ内でご覧いただけます。
https://airport-anifes.jp/newchitosetas/
募集締切日は9月22日です。映画祭を学びながら体験してみたい皆様からのご応募をお待ちしております。

監督が推薦する短編アニメーション作品=「推しアニメーション」を観ながら、アニメーションの魅力を探る。ゲストは『ひゃくえむ。』岩井澤健治監督!
新千歳空港国際アニメーション映画祭実行委員会と札幌文化芸術交流センター SCARTSは、共同主催事業としてSCARTSラーニングプログラム「推しアニメーションガイド Vol.2」を、2025年10月4日(土)に開催いたします。
本事業では、国内を代表する人気アニメーション監督をお招きし、作家自身が推薦する短編アニメーション作品=”推しアニメーション”の上映と特別講演を実施。
今年好評を博した5月の開催に続く第2回目の登壇ゲストは、9月19日から新作劇場アニメ『ひゃくえむ。』が全国公開されるアニメーション監督の岩井澤健治さんをお迎えします。
本イベント内では同氏が制作したオリジナル短編作品に加え、新千歳空港国際アニメーション映画祭のコンペティション部門歴代入選作品から同氏がセレクションした”推しアニメーション” 4作品を上映。作家がどのようなことを考え、いまのアニメーションを見ているのか。作家のパーソナリティやアニメーションの魅力を探究するプログラムです。
参加申込方法は、札幌文化芸術交流センター SCARTSのホームページをご確認ください。
📽 上映作品
岩井澤健治監督の代表的な短編作品のほか、推薦作品として映画祭歴代入選作品を含む以下を上映します(海外作品は日本語字幕付き)。

河童の腕(ひらのりょう、日本)

COSMIC!(一のせ皓コ、日本)

ニュ~東京音頭(ぬQ、日本)

🗣 ゲストプロフィール
岩井澤健治
1981年生まれ。アニメーション監督。08年に短篇アニメーション「福来町、トンネル路地の男」を発表。長編アニメーション映画『音楽』(20年)は第43回オタワ国際アニメーション映画祭、長篇コンペティション部門グランプリを受賞。今年9月19日に新作劇場アニメーション映画『ひゃくえむ。』が全国公開。
ℹ 事業概要
事業名:SCARTSラーニングプログラム「推しアニメーションガイド Vol.2」
主催:新千歳空港国際アニメーション映画祭実行委員会、札幌文化芸術交流センター SCARTS(札幌市芸術文化財団)
日時:2025年10月4日(土) 16:00~18:30 終了予定
会場:SCARTSコート(北海道札幌市中央区北1条西1丁目 札幌市民交流プラザ 1階)
料金:入場無料/全席自由・要事前申込(先着順)
イベントページ:https://www.sapporo-community-plaza.jp/event_scarts.php?num=4572
本事業に関するお問合せ:札幌文化芸術交流センター SCARTS TEL:011-271-1955

本年の映画祭の顔となるメインビジュアルは、監督を務めた劇場アニメ『ルックバック』が昨年大きな話題を呼んだ、アニメーション監督の押山清高氏が担当。冬の北海道に世界各地から多様な才能が渡来する、本祭への期待感が高まる勇壮なビジュアルとなっています。
本ビジュアルは、映画祭公式サイトをはじめ、9月下旬からは新千歳空港内の館内装飾などで随時展開していきます。
メインビジュアルの全容および押山氏からのメッセージはこちらをご覧ください ☞ https://airport-anifes.jp/about/poster/

映画祭のコンペティション短編部門では、97の国と地域から2,479作品の応募があり、そのうち62作品が、インターナショナル/日本/学生/ミュージック部門に入選しました。入選作品は映画祭会期中に新千歳空港シアターで上映され、審査員による審査を経て、賞金100万円の短編グランプリをはじめとした各アワードが授与されます。
ご応募くださったたくさんのみなさまに、心より感謝を申し上げます。
✈短編部門入選作品の情報はこちらをご覧ください。☞ https://airport-anifes.jp/competition/selection/

また、ループ作品を含む30秒以内のアニメーション作品を対象とした30Seconds部門の入選作品も発表。174件(32の国・地域)の応募作品の中から選出された入選8作品は、10月下旬より新千歳空港内各種デジタルサイネージで放映されます。
✈30Seconds部門入選作品の情報はこちらをご覧ください。☞ https://airport-anifes.jp/competition/nc30sa_selection/
ディレクターのコメント:
今年のコンペティション短編部門では、応募があった国・地域数と作品数がいずれも過去最多となりました。本映画祭のコンペティションは、作家自ら開発した新しい文脈をもつ創造性を重視しており、それがいかにハッと心をとらえる魅力があるか捕まえるべく、選考会議では注意深く議論を重ねました。個人的なリアリティに基づく社会が最も色濃く表れた”いま”の作品を、ぜひ新千歳空港でそれぞれに発見していただきたいと思っています。
30Seconds部門では視線を奪われるユニークさ、そして圧倒的なデザイン性をもつ、まさに超短尺だからこそのアニメーションの実験性を堪能できる8作品となり、本部門は新千歳空港サイネージのポテンシャルを存分に発揮した注目の部門に成長していくことでしょう。
そして押山清高さんによるメインビジュアルでは、これまでの映画祭において雪の風景を描いていただいたことは初めてでした。長い雪との共生の中から育まれてくる逞しさと、新しい表現への寛容さに注目していただき、とても嬉しく感動しています。多様な魂を引き連れて飛ぶ鳥のような飛行機に後押ししてもらって、映画祭へ向かうことができる気持ちです。今年も新千歳空港で会いましょう。
(新千歳空港国際アニメーション映画祭チーフディレクター 小野朋子)
■ 選考委員:
岩崎宏俊(アーティスト)
小野朋子(本映画祭チーフディレクター)
田中大裕(アニメーション研究者、tampen.jp編集長)
ニヘイサリナ(アニメーション作家、イラストレーター)
■ プレビューメンバー:
塚田 優(評論家)
中川仁史(アニメーションディレクター)
Nagasena(映像作家)
三宇ユウキ(アニメーション作家)
野村崇明(批評家、『クライテリア』副編集長)
モンマユウスケ(映像ディレクター)
輪島康平(Webデザイナー)

本年映画祭会期中に初開催する体験型育成支援プログラム「NEW CHITOSE AIRPORT テイクオフ・アニメーション・セミナー(通称:NEW CHITOSE TAS)」に応募をお考えの方々を対象に、2025年9月4日(木)19時よりオンライン説明会を開催します。本説明会への参加ご希望の方は下記の申込フォームよりお申し込みください。
オンライン説明会では、本プログラムの概要・留意点の説明後に、質疑応答の時間を設けます。なお、アーカイブは後日映画祭公式YouTubeチャンネルにて公開します。
NEW CHITOSE TASは、日本国内を活動拠点とする学生、または卒業後5年以内か制作活動歴が5年以内であることなどを条件に、映画祭事務局が宿泊ホテルを提供し、議論の場や交流行事への参加を後押しします。
本説明会への参加は応募条件ではなく、参加の有無が審査結果に影響することもありませんので、少しでもご興味がある方はぜひご参加ください。また、学生に情報を周知いただくためにご参加いただける教育機関関係者の皆様も歓迎します。
NEW CHITOSE TAS 2025 オンライン説明会
日時:2025年9月4日(木)19:00開始/20:00終了予定
開催形式:オンライン(Zoomを使用。お申込み後、メールにてURLを送付します。)
申込フォーム(申込み期限:9月3日 20:00)
https://forms.gle/dpWMQZaFjnSn61616
そのほか詳細は以下募集ページをご覧ください。
NEW CHITOSE TAS 2025 募集概要

映画祭では、2025年11月21日(金)~11月25日(火)の会期中に、本年初開催となる体験型育成支援プログラム「NEW CHITOSE AIRPORT テイクオフ・アニメーション・セミナー(通称:NEW CHITOSE TAS)」の参加者募集を開始しました。
「NEW CHITOSE TAS」は、日本国内を活動拠点とし、オリジナルのアニメーション制作を志す方を対象とした、映画祭体験型育成支援プログラムです。参加者には映画祭事務局から滞在中の宿泊ホテルと鑑賞チケットが提供され、公式行事やパーティ参加など映画祭をフルに体験できます。本映画祭が、2021年〜2024年まで実施してきた新作プレゼンテーション「NEW CHITOSE AIRPORT PITCH」を次世代育成に特化するかたちで発展させ、 「触れる」「深める」「つながる」の3本の柱を軸に、立体的な学びを映画祭が後押しします。
募集対象は、オリジナルやコミッションに関わらず、アニメーションの手法を用いた作品制作に携わった経験(監督、プロデューサー、アニメーター、コンポジッター、編集、音楽、制作進行など、役職は問いません)をもち、日本国内を活動拠点とする学生、または卒業後5年以内か制作活動歴が5年以内であることなどの諸条件を満たす方で、募集締切は2025年9月22日(月)までです。なお、選考は本映画祭プログラムアドバイザーおよび事務局が行い、参加枠は5名程度となります。
本事業内容及び応募資格等の詳細は以下をご確認ください。
「NEW CHITOSE AIRPORT テイクオフ・アニメーション・セミナー」参加者募集
https://airport-anifes.jp/newchitosetas/

7/20(日)に千歳市の夏祭り「2025スカイ・ビア&YOSAKOI祭」にて、アニメーション作品制作プロジェクト「マイエアポート/MY AIRPORT」ブース(主催:株式会社えんれいしゃ)を出展します。
アニメーション作品「マイエアポート」は、千歳市空港開港100年を記念し、空港の記憶をアニメーションにして未来につなげるプロジェクトです。千歳市民の皆さまに協力していただき、完成した作品は今後、千歳市内や新千歳空港国際アニメーション映画祭で公開します。
このプロジェクトはどなたでも自由にご参加いただけます。
空港を撮影した映像を静止画にした下絵を”なぞる”ことでアニメーションを制作していくので、絵を描くのが得意ではない方でも大丈夫です。

空港が好きな方、映像やアートに興味がある方、地元の思い出を形にしてみたい方。一緒に、あなたの「マイエアポート」を作ってみませんか?
近隣にお住まいの方はぜひ足をお運びください。
イベントの詳細はこちらからご覧ください ☞ https://yosakoi.welcome-to-chitose.jp/

コンペティション長編部門&30 Seconds部門、募集締切は7/21まで!
本映画祭のメインイベントであるコンペティション部門について、30分以上の作品を対象とした長編部門、ループ作品を含む30秒以下の作品を対象とした30 Seconds部門の募集締切は2025年7月21日(月・祝)となっています。
昨年より新設した30Seconds部門入選作品は、新千歳空港国内線2階センタープラザに設置された295インチの大型映像システムをはじめ館内各所のデジタルサイネージで既定する期間に放映されます。また、映画祭会期中に1作品に対しアワードを授与します。
奮ってご応募下さい。
コンペティション長編部門の選考委員のご紹介
この度、本映画祭コンペティション長編部門の選考委員に株式会社マッドハウス プロデューサー田口亜有理氏の参画が決定しました。既に発表済みの同部門選考委員 小野朋子(本映画祭チーフディレクター)、田中大裕(アニメーション研究者)と共に3名で選考にあたります。
田口亜有理(マッドハウス)
株式会社マッドハウス企画開発部・プロデューサー。2005年入社以降、2015年TVシリーズ「ワンパンマン」TVシリーズ「デス・パレード」、2017年TVシリーズ「ACCA13区監察課」2018年TVシリーズ「中間管理録トネガワ」、2019年TVシリーズ「ブギーポップは笑わない」「消滅都市」、「ちはやふる3」、2021年TVシリーズ「Sonny Boy」、2023年劇場映画『金の国 水の国』(企画協力)、TVシリーズ「葬送のフリーレン」、2025年TVシリーズ「謎解きはディナーの後で」等を担当。アニメーションスタッフ・ 製作委員会チームと共に、2026年OA予定のTVシリーズ、2027年初冬公開予定のオリジナル劇場作品を製作中。

第12回映画祭コンペティションの長編、短編、30Seconds部門を審査する国際審査員6名のうち5名を発表しました。
短編部門(学生部門を含む)は、スロベニアのFintaスタジオを設立したアニメーション監督であり、本映画祭でこれまで3作品が入選、2021年には『Steakhouse』が審査員特別賞を受賞したシュペラ・チャデシュ(スロベニア)。ガスアズインターフェイス株式会社代表取締役であり、東京都西麻布で「CALM & PUNK GALLERY」を運営する西野慎二郎(日本)、そして中国の最も重要な若手現代アニメーション作家の一人で、2022年には『Sliver Cave』が審査員特別賞とベストミュージックアニメーション賞をダブル受賞したツァイベイ・ツァイ(中国)の3名が就任します。
長編部門・30Seconds部門は、今年日本でも公開された長編映画『Flow』がアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞し、国際長編映画賞にも入選したアニメーション監督のギンツ・ジルバロディス(ラトビア)、そして今年、Netflixオリジナル初の韓国アニメーション映画『あの星に君がいる』が配信開始され、さらに長編映画『The Summer/あの夏』(配給: ファインフィルムズ)が8月15日より全国劇場公開されることが決定したアニメーション監督のハン・ジウォン(韓国)を含む3名が就任します。本部門の残り1名および、ミュージックアニメーション部門の審査員は後日発表します。
短編部門の応募締切は6月30日(月)、長編・30Seconds部門の応募締切は7月21日(月)です。ご応募を心よりお待ちしております。

日本最北端の映画館である稚内市「T・ジョイ稚内」で開催される第11回わっかない白夜映画祭に、新千歳空港国際アニメーション映画祭が参加します。
歴代入選作品から、わっかない白夜映画祭のために特別に選んだ、大人も子供も楽しめる短編アニメーションの特集上映「アニメーション・トラベラーズ」をお届けします。ここでしか見られない世界4カ国の作品を入場無料でご覧いただき、当日は映画祭チーフディレクターの小野がアニメーションの魅力をたっぷりお話します。
わっかない白夜映画祭では、ほかにも人気邦画8作品をオールナイトで2日間にわたり上映。なかでも、押山清高監督『ルックバック』は稚内市で初上映とのことで、「アニメーション・トラベラーズ」でも押山監督短編作品『SHISHIGARI』を上映させていただきますので、ぜひ連続してご覧ください。
たくさんのお客様のご来場を、心よりお待ちしております。
わっかない白夜映画祭
日程: 2025年6月21日(土)~22日(日)
会場: T・ジョイ稚内
主催: NPO法人文化活動振興会
主管: わっかない映画祭実行委員会
チケット: 稚内市内各所。全プログラム上映一時間前より整理券を配布します。
お問い合わせ: わっかない映画祭実行委員会 T・ジョイ稚内 (0162)73-6083
短編アニメーション特集「アニメーション・トラベラーズ」上映作品
● ゲロゲロショー(スレシュ・エリヤット、インド、0:04:12)
● 長い道のり(ミヒャエル・フライ、スイス、0:02:00)
● パーキングエリアの夜(村本 咲、日本、0:11:34)
● ACHIKOCHI WAKKANAI(育英館コマドリズ、日本、0:01:00)
● プックラポッタと森の時間(八代健志、日本、0:15:27)
● タンポポとリボン(若井麻奈美、日本、0:07:07)
● SHISHIGARI(押山清高、日本、0:16:57)
● パニック・イン・ザ・ヴィレッジ サマー・ホリデー(ヴァンサン・パタール、ステファン・オビエ、フランス、0:26:00)