日本コンペティション
私の横たわる内臓
ストーリー
本作は肉体と環境の循環をテーマに、民間信仰である胎内潜りと、その霊性的な空洞世界を舞台した映像詩である。日本語の胎内は臓器を指すだけでなく、仏像内部の空洞をも意味しており、そこはあらゆる生命体の始まりの場所であり、死後の安楽地のような、無限の空白が存在している。米、肉、虫、と言った有機物は媒介物として、生物と物質の境界線を溶解し、外界と内界は絶えず反転し続ける。境界線は溶解し、主体と客体といった二項対立的な構造は分解され、私たちの肉体と土地の混濁した関係性そのものを浮き彫りにする。
プロフィール
GUEST
作品情報
副島しのぶ
2024 |
日本 |
0:11:00
日本コンペティション
私の横たわる内臓
スケジュール/チケット
- 2024.11.02 10:05
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新千歳空港シアター
シアター3
- 2024.11.03 19:10
-
新千歳空港シアター
シアター1
前売1000円/
当日1500円(税込)