NEW CHITOSE AIRPORT PITCH 2024 参加プロジェクト
総勢4つのピッチ
参加プロジェクト発表!
新千歳空港国際アニメーション映画祭では、これから制作する(もしくは現在制作中の)プロジェクトについてプレゼンテーション機会を創出する「NEW CHITOSE AIRPORT PITCH 2024」を開催します。
このたび、日本国内で活動する作家たちによる、総勢4つの「これから」の意欲的なプロジェクトが揃いました。構想中または制作中の作品についてのプレゼンテーションを聞くことができる数少ない機会です。一般観客の皆さまはもちろん、プロデューサーまたは共同制作する作家との出会いを求める皆さまはぜひお集まりください!
アワードプロジェクトは今後、映画祭でのトークへの参加や、作品公開の機会を設けるなど、メリットとなるようなサポートをしていきます。
時鬼 TOKI ミステリー・サンライズ
登壇者 :大槻圭紀
ミュージシャンの女性がカフェで奇妙な女性と知りあい新曲を作るよう頼まれるが、その女性は19世紀後半(明治初期)から生き続ける吸血鬼だった。出会いと因縁をテーマにしたホラー作品で創作の闇と女性ヴィラン的なキャラクターの魅力を描く。
轍を越えてゆけ
登壇者 :Vab.png
『轍を越えてゆけ』は、過去の死に囚われた一人の女性が、少女と共に心に残された轍を越えてゆく物語。死別による心の穴との向き合い方を考えてきたスタジオDOTが、一つの答えとして26分のアニメーション映画を描き出します。
Light
登壇者 :橋本 麦
アーティストのCuusheによるソロ・プロジェクト『FEM』名義で2020年にリリースされた同名の楽曲のミュージック・ビデオとして構想された短編映像作品。コロナ禍を通して故郷の北海道で撮り溜めた風景とジェネラティブな3DCG表現を織り交ぜ、超現実的なビジュアルを描き出す。オーディオ・ビジュアルであり、MVであり、郷土史や地学、建築への興味に基づく路上観察学的ビデオエッセイ。
半生
登壇者 :朴 智銀(パク・チウン)
19世紀初頭の長崎を舞台にしたオリジナル企画の序章(パイロット版)。病を理由に二十代から阿蘭陀通詞をやめて引きこもった志筑忠雄が、どういう気持ちで本を訳したか。日蘭辞書が無かった当時において「引力」「重力」「分子」と並ぶ科学用語を、そして「鎖国」を造った男の人生を知る者はいるだろうか。彼の葛藤は、学びとは何かについて問う。努力しても報われない現代人よ。僅かな知識でも求める現代人よ。全てに栄光あれ。