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 2024年11月1日(金)~5日(火) 新千歳空港ターミナルビルにて開催

第11回 新千歳空港国際アニメーション映画祭 2024.11.1 – 11.5  新千歳空港ターミナルビルにて開催

NEWS


映画祭では、17の国と地域から応募された43作品の中から、最先端のアニメーション長編6作品の入選を発表しました。本入選作品は映画祭会期中に新千歳空港シアターで上映され、国際審査員による審査を経て、長編グランプリ(賞金30万円)をはじめとした各アワードを選出します。

国内からは今年の劇場公開作品の中でも独創的な魅力をもち、新たなアニメーション作品の幕開けを感じさせる2作品、『ルックバック』(押山清高監督)と、『化け猫あんずちゃん』(久野遥子・山下敦弘共同監督)が出品。本2作品は映画祭会期中に監督が来場してのメイキングトークを開催します。海外から出品される4作品は全て日本初上映。Adult SwimやHBO Maxのプロジェクトに参加し色彩豊かな3DCGアニメーション作家として人気のJuilan Glander氏による初監督作品『Boys Go to Jupiter』。多数の国際映画祭上映歴をほこり、ジェンダー・アイデンティティの複雑さを探求した青春コメディ『Unicorn Boy』。そして今年のヴェネツィア国際映画祭において自身のVRプロジェクトが受賞した、フランスのアーティストBoris Labbéによる没入型映像作品『Glass House』。さらに今年、栃木・宇都宮の宇都宮美術館で個展が開催されたばかりの映像作家Yves Netzhammer氏による『Journey Of Shadows』では、作家が来場しトーク付き上映を行います。

選考委員のコメント:
長編アニメーションは、近年、世界的に質量ともにかつてない隆盛を見せています。世はまさに長編アニメーションの「黄金時代」と形容しても過言ではありません。いっぽう充実期を迎えたことで、「長編アニメーションかくあるべし」という不文律が、今まさに問い直されているようにも感じます。観る者の「長編アニメーションかくあるべし」という固定観念を、軽やかに飛び越えてみせる。当映画祭では、そんな独創的で、フレッシュな作品を厳選しました。すでに日本国内で広く上映された作品も含まれていますが、このラインアップを通して観ることで、また違った魅力を発見できるはずです。(長編部門選考委員・プログラムアドバイザー 田中大裕)

■長編部門選考委員:
小野朋子(本映画祭チーフディレクター)
田中大裕(アニメーション研究者、tampen.jp編集長)

入選全6作品の情報はこちらをご覧ください ☞ https://airport-anifes.jp/competition/feature_compe/

 本映画祭では、新千歳空港の環境を活かし、実験性を重んじた独自の表現をより幅広くキャッチすべく新千歳空港全体で発信する「30 Seconds 部門」を新設。2024年4月22日(月)~7月20日(土)の期間で作品募集を行い、映画祭選考委員による厳正な審査の結果、172作品の応募のうち8作品が入選しました。
 世界中から応募された本入選作品は、新千歳空港国内線2階センタープラザに設置された295インチの大型映像システムをはじめ館内各所のデジタルサイネージで約一か月間放映します。また、映画祭会期中に1作品に対しアワードを授与します。

 入選した全8作品の情報はこちらをご覧ください ☞ https://airport-anifes.jp/competition/nc30sa_selection/

■ NEW CHITOSE 30 Seconds部門選考委員:
岩崎宏俊(アーティスト)
小野朋子(本映画祭チーフディレクター)
倉重哲二(アニメーション作家、北海道教育大学 准教授)
ナガタタケシ・モンノカヅエ[TOCHKA](クリエイティブユニット)
田中大裕(アニメーション研究者、tampen.jp編集長)
ニヘイサリナ(アニメーション作家、イラストレーター)


映画祭では、短編アニメーション7作品からキッズ賞1作品を決めていただく「こども審査員」を大募集します!今年は審査会議はオンラインで、キッズ賞は新千歳空港シアターの大きなスクリーンの前で発表しましょう! 世界の楽しいアニメを見て、みなさんとお話できることを楽しみにしています。たくさんのご応募お待ちしています。締切は10月10日(木)まで!(ご応募数が募集人数よりも多い場合、抽選となります。結果通知: 2024年10月11日予定)

参加資格は、北海道にお住まいの小学4~6年生で、2024年10月26日(土)にオンライン審査会に参加できること、かつ、2024年11月3日(日)に新千歳空港シアターに来場できること。
そして、ご自宅にインターネットに接続できるパソコン、スマートフォン、タブレットなどをお持ちで、Vimeoの再生やZoomができることなどです。

特典は、映画祭公式グッズのほか、映画祭期間中のお好きな日にお使いいただける回数券、そして新千歳空港シアターでの映画観賞券をプレゼントします。

詳しくはこちらの「こども審査員」募集ページをご覧ください。今年も新千歳空港で会いましょう!

こども審査員大募集!(エントリーフォームからご応募ください) ☞ https://airport-anifes.jp/competition/kids/
11月2日に開催するNEW CHITOSE AIRPORT PITCHのゲストコメンテーター第一弾を発表しました。

国際映画祭で最も著名かつ重要なインディペンデント・スタジオの一つであるドイツのFabian&Fred共同設立者であり、アニメーションプロデューサーのファビアン・ドリーホースト氏。そして「アグレッシブ烈子」、「映画すみっコぐらし」など様々なKAWAII ANIMEの企画、プロデュースに関わる株式会社ファンワークス 代表取締役社長の高山 晃氏です。


アワード30万円を授与する本PITCHは、9月16日まで参加者を募集しておりますので、ご応募を心よりお待ちしております。

札幌市の文化交流施設、札幌市民交流プラザが主催する複合イベント「PLAZA FESTIVAL 2024」と連携し、新千歳空港国際アニメーション映画祭プレゼンツの上映会&ワークショップ「アニメーション・トラベラーズ!」を開催します。どなたでもご参加いただけます。
第1部はファミリー層向けの上映やワークショップ、第2部は映画祭歴代受賞作品を中心に短編アニメーションの特集上映とトークなど、映画祭の魅力を一足先に体験しましょう!

<第1部>
ファミリープログラム上映会&ワークショップ supported by マテック

米ぬかを使用したクレヨン「キットパス」を使って描いたぬりえが現実に浮かびあがる「ARぬりえアニメーションワークショップ」と、子どもも大人も楽しめるアニメーション上映会を行います。

日時:2024年10月5日(土)13:00~15:00(上映会はループ上映)
会場:SCARTSコート、札幌市図書・情報館1階
参加無料*ワークショップのみ事前予約制
ワークショップ申込フォームからお申込みください。
ワークショップ協賛:株式会社マテック https://www.matec-inc.co.jp/



<第2部>
短編アニメーション・ベストセレクション

新千歳空港国際アニメーション映画祭の歴代受賞作品を中心に、大人向けの短編アニメーションの傑作セレクション上映をトーク付きでお送りします。
日時:2024年10月5日(土)16:00~18:00
会場:SCARTSコート
入場無料・事前予約不要
定員:70名(先着順・自由席)
登壇者:ニヘイサリナ(映画祭選考委員、アニメーション作家)
小野朋子(映画祭チーフディレクター)

~新千歳空港国際アニメーション映画祭とは~
北海道と世界を結ぶゲートウェイである新千歳空港ターミナルビル(北海道千歳市)を会場とした、アニメーション専門の国際映画祭です。第11回目となる今年は、2024年11月1日(金)~11月5日(火)の5日間で、国内外の話題作など招待作品の上映はもちろん、多様な未来につながるアニメーションの体験を提供する様々なプログラムを展開します。


企画:新千歳空港国際アニメーション映画祭
主催:札幌文化芸術交流センター SCARTS(札幌市芸術文化財団)
お問い合わせ先:札幌文化芸術交流センター SCARTS
TEL:011-271-1955(9:00~17:00※休館日を除く)
Email:scarts@sapporo-caf.org

新千歳空港国際アニメーション映画祭

事務局
〒060-0001
北海道札幌市中央区北1条西2丁目1番地
札幌時計台ビル9階 株式会社えんれいしゃ内
電話
011-206-1280
(受付時間:平日10:00〜18:00、土日祝休み)
Mail
info@airport-anifes.jp

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